CONTACT受験のファーストステップ

LIBERAL ARTS言語文化学科

【文理融合】
キーワードは「2言語併修」と「10分野の研究領域」
2025年4月「海外実践プログラム」スタート!

言語文化学科の特長

  1. NEW!! 「海外実践プログラム」学修を教室や図書館といった「室内」に留めておくのではなく、一定の段階でそれを外の世界で試してみて、その結果をまた大学に戻すという、サイクル型学修を可能とする「海外実践プログラム※」を導入しました。
    選択科目であって必須ではありませんから、その履修は任意です。今のところ2つの内容を計画しています。
    1つは「海外でのインターンシップ」です。期間は約3ヶ月。学んだ技能と知識でどれだけの実務に関われるかチャレンジしてみてください。その成果はカリキュラム上の科目として評価されますので、原則的には1学期を海外で過ごしても4年で卒業できます。インターンシップ先としましては、オーストラリアの旅行代理店やスペインのホテルでの3か月の実務などを想定しています。
    もう1つは、海外の大学と共同で行う課題解決型のオンライン授業「Collaborative Online International Learning(通称:COIL・コイル)」です。東南アジアの大学を中心にいくつかの科目を計画しています。ベトナムやインドネシアの大学生たちとチームを形成し、英語を共通言語として課題に対してディスカッションしながら解決案を作り出してください。異言語で異文化の学生とどれだけ協働できるか、これもチャレンジです。
    ※履修は2年次以降となるため、実際に履修できるのは2025年4月以降となります
  2. 「2言語併修」 の語学カリキュラム「英語+スペイン語」
    「英語+中国語」
    「英語+韓国語」
    の組み合わせから1つを選択。2つの言語を同時に同量、学習します。
  3. RENEWAL!! 10研究科目群の幅広く豊富な授業2024年4月から10研究科目群に拡大。文系・理系の壁を取り払って学ぶことができる。
    「スペイン・ラテンアメリカ研究」
    「中国研究」
    「韓国研究」
    「日本研究」
    「言語教育研究」
    「グローバル社会研究」
    「教育科学研究」
    「人文学研究」
    「認知・行動科学研究」
    「データサイエンス研究」
  4. 「哲学」を学ぶ1年次の必修科目「哲学Ⅰ」で自分なりの問題を作ります。そして4年次の必修科目「哲学Ⅱ」で、自分の問いへの解答を導き出してください。解答を導き出すうえで大切なのが、教員や友人との議論です。
  5. 「ゼミ」言語文化学科では3年間のゼミが必修です。カラフルな研究領域を有する教員と、共に学ぶ友人たちと議論しあう環境が言語文化学科にはあります。

言語文化学科の英語教育

仕事で使えるレベル(ヨーロッパ言語共通参照枠「CEFR」C1 レベル)の英語習得をめざします。英語を「知識・技能を学ぶための手段」として位置づけ、日本語と同様に日常生活のなかで自然に使えるようになることが目標です。教員・通訳など高度な英語使用をめざす人のための授業も用意されています。

授業ピックアップ!

漫画で比較 日・英・独・仏・西・中・韓
比較文化論

あのセリフは外国語でどう翻訳されている?マクドナルドはグローバル?「美」の基準は文化によってどうちがう?体験型の授業を中心に、グローバル化するローカル文化の特徴、異文化の融合や文化変容をめぐる問題を考えながら、比較で見える自文化の姿を考えます。

実は似た単語が多い?!英語とスペイン語

「スペイン・ラテンアメリカ特殊研究」

英語とスペイン語を語源(歴史)、文法、慣用表現や言語使用などの側面から比較・分析することで、類似点と相違点を認識・理解します。また、自らの言語習得に応用し、両言語の語彙力向上や言語力伸長をめざします。授業はスペイン語・英語・日本語を併用して行います。

『源氏物語』における「撫子」が表現するものとは
日本文化研究

「花」を切り口として、日本文学を中心にさまざまな作品を読み解きます。花はそのもののイメージに加え、和歌や文学作品での描写を通して付与されたイメージが重なって後世に受け継がれていく例が多数あります。作品を通して、イメージの醸成について考えます。

ゼミ紹介

言語文化学科には約30のゼミがあり、10研究科目群と連携して、それぞれの分野を専門的に学びます。

金 秀晶 教授
韓国言語文化研究

文献やドラマなどから実践的な韓国語を習得。韓国語のドラマやCM 制作、言語文化の研究へと進めます

松岡 格 教授
中国語圏の文化・社会研究

香港や台湾、海外華僑、華人を含む広い意味での中国語圏を対象に、文化・社会研究を進めます。

野原 ゆかり 教授
多文化社会における言語使用と日本語教育

外国語として日本語を教えるときに必要なルールを学び、日本語を使うこと、教えることを考察します。

そのほかのゼミ

  • 日本文学から見る日本の「文化」(日本研究科目群)古典文学から現代のポップカルチャーまで、日本に関わる文化事象を幅広く取り上げます。
  • 科学技術を多面的に読み解く(データサイエンス研究科目群・人文学研究科目群) 科学技術の問題点と可能性について、歴史、社会、倫理、思想、政策、文化など多様な視点で読み解きます。
  • 韓国歴史文化研究(韓国研究科目群) 「韓国」に関する様々な問いを歴史学という学問分野から読み解きます。
  • ラテンアメリカと国際社会(スペイン・ラテンアメリカ研究科目群) スペイン語を学び、ラテンアメリカの文化や社会について多角的な視点から理解を深めます。

こんな高校生におすすめ!

  • 語学力に加え、多文化に対応する力を身につけたい
  • 英語以外の言語も学び、国際的な視野を広げたい
  • 伝統文化や美術、歴史などを通じて、言語を深く理解したい

学生の声(学年は取材当時です)

3年生
N.M.さん

さまざまに学びたいだけ学べる
いわば“食べ放題”な学科

英語と韓国語を、同レベル、同量で学べること、多くの研究科目群から興味に沿って授業を受けられることが、この学科の魅力です。入学当初は教員が志望進路の一つだったため、教職課程を履修しやすい研究科目群を選びました。言語学習は併修であるため大変ですが、仲間と支え合って学んでいます。多彩な講義と多様な人たちとの交流から得られているのは、新しい発想と多角的な視点。将来はそれらを生かせる進路につきたいです。

4年生
K.T.さん

授業は面白いものばかり
異文化理解が自然と深まる

もともと英語は好きで、第二外国語を併修できる環境が魅力的でした。選択した研究科目群では、さまざまな地域の文化や宗教に触れ、多文化共生について考察。異文化理解には歴史や地理なども必要だと学びました。言語学習は1・2年次を通して英語も中国語も週3〜4コマありましたが、予習復習を習慣化して、両言語の運用能力を大きく伸ばせたと感じています。卒業後は国際物流業界に進みます。語学力を生かし、国際的に活躍することが目標です。

3年生
J.R.さん

ツールである語学力を磨き
届けるメッセージを醸成する

中学生の頃から関心があったジェンダーとLGBTQを学ぶため、幅広い視野を得られる本学科を志望しました。実際に、哲学や宗教、民族、国際経済といった広範な分野に触れることで、多角的、立体的な思考ができるようになった実感があり、将来はさらにこの研究を突き詰めるつもりです。言語はメッセージを届けるツールです。本学科なら、“届け物” であるメッセージを生み出す力と、届けるツールである語学力を共に獲得することができます。

2年生
U.C.さん

留学先:東呉大学(台湾)
第二外国語で中国語を選択してい
たことから、台湾へ。留学先では、中国語での授業でリスニング力も鍛えられました。飲食店で注文をしたり、大学内の人へ直撃インタビューしたりするなど、実践的な授業が多くありました。留学先で仲良くなった人に「語学力
が足りないために考えを伝えきれていない」と感じる場面が何度かありました。次に彼女たちに会う機会までに中国語力をもっと伸ばしたいです。

留学

英語・スペイン語・中国語・韓国語圏の協定・認定大学が多数あります。

主な就職先・取得できる資格

サービス業、卸・小売業のほか、運輸・物流関連企業や情報関連企業へ多くの先輩が就職しているのが特長です。2言語併習で身につけた語学力と10つの研究科目群で学び得た幅広い視野を活かして、国際的なビジネスシーンでの活躍が可能です。

就職先

オリエンタルランド/JTB/エイチ・アイ・エス/ANAエアポートサービス/スターフライヤー/ニップン/東京電力ホールディングス/帝国データバンク/NX商事/大丸松坂屋百貨店/良品計画/日比谷花壇/楽天銀行/長島・大野・常松法律事務所/船井総合研究所/ニュー・オータニ/パレスホテル/ミリアルリゾートホテルズ/京王プラザホテル/KNT-CTホールディングス/裁判所事務官/地方公務員/警視庁/高等学校教員/中学校教員

資格・主な検定

中学校教員免許(英語、社会) / 高等学校教員免許 (英語、地理歴史、公民) / 司書 / 司書教諭

言語文化学科のさまざまな体験・取り組み

国際交流の原点、日本を知る授業

外国の言語や文化だけでなく、日本を学ぶ授業も充実。国際交流の場で求められる、「自国の文化を相手に正しく伝えるための知識」も学びます。

教員や仲間との距離が縮まる新入生歓迎合宿

国際教養学部は学生スタッフが中心となって新入生歓迎合宿を企画開催しています。例年ほぼ全員の新入生が参加し、1泊2日の日程で実施しています。7月にはアリーナ(屋内)でフットサルなどのスポーツ大会も開催。学部内の絆を大切にしています。

英語学習相談コーナー(CCE)

「英語ができるようになりたいけど何から手をつければ良いのか分からない」「自分なりに頑張ってきたけど上手くいかない」といった悩みに教員が応える英語学習相談コーナー(CCE)を設置しています。ちょっとしたコツやアイディアで英語のスキルアップができると思いますので、入学後は是非気軽に相談に来て下さい。

海外インターンシップ(海外研修)

オーストラリアの旅行代理店、スペインのホテルなど、海外の企業などで約3か月におよぶ実務に挑戦。グローバルな社会で活躍する人材を育成します。

言語文化学科についてさらに詳しく知りたい方は、言語文化学科オリジナルサイトをご覧ください。