CONTACT受験のファーストステップ

FRENCHフランス語学科

↑ 毎年7月下旬に開催 詳細はコチラから ↑
(2025年度イベントは既に申し込みを締め切りました。)

フランス語圏の「発信力」「ブランド力」「多文化共生」を学び、独自の視点で社会で活躍する

フランス語を身につけるのはもちろんですが、フランス語圏の強みである「発信力」「ブランド力」「多文化共生」を学ぶことで、独自の視点を身につけ、実社会で活躍する人材を育成します。「国際発信コース」「文化構想コース」「社会共創コース」の新体制となりますが、どのコースも学んだ知識をもとに自ら発信、企画、提案できる力を身につけることを重視しています。キャリアパスを意識しつつ、学生が自らの興味関心に合わせて学びをデザインできるカリキュラムとなっています。

獨協大学フランス語学科の教員数は常勤・非常勤を合わせて総勢50名、約1/3は外国人教員で構成され、国内大学のフランス語学科としては最大規模。幅広い分野の修学に取り組むことができ、ネイティブ教員との交流によって生きた知識を吸収できる恵まれた環境は、他大学にはない大きな特長といえるでしょう。

フランス語を話す国は世界に多数あり、これらのフランス語圏に脈々と受け継がれる文化や芸術、歴史、文学、政治・経済を理解することにより、語学力にとどまらない真の国際人としての幅広い教養とコミュニケーション力を育成します。

フランス語学科の特長

国際発信コース

広告・メディア・観光・商社
英語に加えフランス語とフランス語圏の文化発信を学ぶことで「コミュニケーション能力」「広報・発信する能力」を磨く。新設予定科目「フランス語圏の公共デザイン」

文化構想コース

観光・ファッション・化粧品・エンターテイメント
フランス語圏の文化・芸術を分析する力を養い、「新たな文化プロジェクト」を企画する力をつける。新設予定科目「フランス語圏の地理と景観」

社会共創コース

食品・地域開発・公務員・福祉
多文化が共生するフランス語圏の社会を分析し、「現代社会の課題解決」「新しい社会モデルの提案」を目指す。新設予定科目「フランス語圏の食と環境」

  • 初歩から国際社会で通用するレベルまで学べるフランス語
    1 ~ 2年次には、週5回、集中的な授業を実施。丁寧な指導で、フランス語を基礎から身につけます。2年次末にはフランス国民教育省認定試験TCFを無料で受験し各自の語学力が測定され、3年次から習熟度別の授業も受けられます。さらに高度な授業に移行し、知識と実践力を磨きます。そのほか、希望する方は留学して語学運用能力をブラッシュアップすることもできます。
  • 多様な専門科目と教員との対話を通して磨く国際リテラシー
  • 構想力・発信力・課題解決力を強化する実践的なカリキュラム

授業ピックアップ!

西洋絵画の意味やメッセージを解読しましょう
「フランスの美術Ⅰ・Ⅱ」

ダ・ヴィンチ、ゴッホ、ピカソ…誰もが知る有名画家に女性がいないのはなぜ?西洋絵画にヌードが多いのはなぜ?毎回一つのキーフレーズを起点に美術作品を批判的に読み解き、絵画をはじめとする表象文化が提起する問題について理解を深めます。

有名建築はフランス語でどのように紹介されるか
フランス語文章理論Ⅰ・Ⅱ

フランス語で紹介されている都市・建築やデザインに関する映像を見ながら、テクストについて考察。その後、選んだ題材に関するフランス語の広報文や紹介ビデオをグループで議論しながら制作することで、広報や文化発信について実践的に学びます。

ラジオから流れる世界のニュースを聞こう
フランス現代社会講読Ⅰ・Ⅱ

フランスの10分間のラジオニュースを聞き、その原稿を読んで日本語に翻訳します。日本では報道されないトピックも含め、世界各国のニュースに触れることで、国際的な視野を養うことができます。フランス語を「聞く」「読む」「書く」力の向上をめざします。

  • 「フランス語圏留学準備演習」 長期留学希望者の支援のための授業。現地の授業にスムーズに適応できるように4技能を強化。ネイティブ教員が担当。
  • 「基礎演習」フランス語学習やフランス語圏研究へのイニシエーション。フランス語圏の基礎知識(地理、歴史、文学、芸術)を身につける。(1・2年次必修科目)
  • 「フランス語圏の公共デザイン」
  • 「フランス語圏の地理と景観」
  • 「フランス語圏の食と環境」

ゼミ紹介

尾玉 剛士 准教授
フランスのまちづくり―暮らしやすい社会を創る

フランスの政治・行政の研究を通じて、暮らしやすい地域社会をどのように創ればいいのかを考えます。

木田 剛 教授
「Atelier感性学:公共空間・メディア、デザイン」

ことばやデザインは社会でどう共有されるのか、感性はどう形成されるのか。フランスやフランス語圏、または日仏比較を通して考えます。

廣田 愛理 准教授
フランス語圏の社会と経済

日本に進出するフランス企業やフランスに進出する日本企業から、フランスのブランド力を経済史的・経営史的観点で考えます。

こんな高校生におすすめ!

  • フランスの⽂化や国について興味がある
  • さまざまな⾔語に触れて、国際的な活動をしたい
  • 将来、フランス語を活かした仕事に就きたい
フランス語学科では7月下旬に2日間、高校生向けの学科体験イベントを開催

学生の声

4年生 K.M.さん

留学先:フランシュ・コンテ大学(フランス、現:マリー・エ・ルイ・パストゥール大学)
高校時代から学んできたフランス語の力試しをしよう、海外の友人をつくろうと考えて留学。会話、読解、聞き取り、文法、作文といった語学学習のほか、文化や歴史も学びました。クラスメイトが国際色豊かで、フランスだけでなくクロアチアやブルガリア、ペルー、ウクライナといった国々への理解も深まりました。合わせて、恋愛話で盛り上がるのは世界共通だということもわかりました。

卒業生 S.K.さん

留学とワンキャンパスの利点
訪日インバウンド機能特化型企業の欧州営業部にて、主にフランスの旅行会社から依頼されて訪日ツアーの手配を行っています。フランスの方の嗜好を分析し、予算ごとにホテルやレストランを選定。どのプランも満足してもらえるよう配慮しています。業務に生きていることの一つは、大学3年次のフランス留学経験。現地の言葉だけでなく、よい点も悪い点も知ることができました。学科の授業も興味がわくものが多く、日々楽しく学べました。社会人になると時間は速く過ぎます。みなさんは時間を大切に、ぜひ多くの体験を積んでください

4年生
Y.R.さん

留学先:西部カトリック大学(フランス)
3年次1月から4年次2月まで、フランスの西部カトリック大学に留学しました。「フランスでは自分から意見せずに聞いているだけだと、何も考えていないと思われる」と習っていましたが、実際そのとおり。留学先ではディベート中に相手の話をさえぎって発言する練習もありました。ホストファミリーのお母さんが「外へ出かけなさい」という方で、控えめな自分の性格が外交的に変化した実感もあり、自身の意見を主張できるようになりました。多くの興味深い授業と留学体験から得た異文化理解を、就職先のホテル業界でも存分に生かしていきます。

4年生
T.A.さん

留学先:フランシュ・コンテ大学(フランス、現:マリー・エ・ルイ・パストゥール大学)
3年秋学期から4年春学期まで、15世紀からの歴史がある獨協の協定
校フランシュ・コンテ大学に留学しました。留学期間の1学期目はフランス語を中心に、2学期目は獨協で芸術文化コース(現:文化構想コース)に所属していたこともあって美術史を学びました。大規模な年金改革反対デモが起きて授業がキャンセルになるなど困難もありましたが、紀元前から現代までの美術史を視覚資料と共にたどり、美術館で作品に触れるなど刺激的な毎日でした。今後はフランス語を活かせる職業に就くつもりです。

留学

フランス語圏の協定・認定大学があり、多くの留学実績があります。

主な就職先・取得できる資格

就職先

全日本空輸/スカイマーク/ANAエアポートサービス/日本通運/郵船ロジスティクス/三菱重工環境・化学エンジニアリング/リンナイ/北越工業/岩手朝日テレビ/インターネットイニシアティブ/ティー・アイ・シー/エノテカ/日本アクセス/双日食料/シャネル/タペストリー・ジャパン/武蔵野銀行/日本コープ共済生活協同組合連合会/明治安田生命保険相互会社/オークラ ニッコー ホテルマネジメント/パレスホテル/帝国ホテル/JTBビジネストランスフォーム/地方公務員/高等学校教員

資格・主な検定

中学校教員免許(フランス語) / 高等学校教員免許(フランス語) / 司書 / 司書教諭 / フランス語検定

フランス語を活かせる職場は、フランス系企業やマスコミ、航空、旅行会社など多岐にわたります。そのほかにも、公務員や商社、銀行など幅広い分野で活躍可能です。フランス語の教員として国内外で教壇に立っている卒業生もいます。

フランス語学科のさまざまな体験・取り組み

フランス国民教育省認定試験TCF

2年次末に、「フランス国民教育省認定試験TCF」を無料で受験し各自の語学力が測定します。そのスコアにより、3年次から習熟度別の授業も受けられます。

シネクラブ(Ciné-Club)

大講堂の大型スクリーンで、日本未公開のフランス映画を上映。上映前には、映画の時代背景などを解説した資料を配付し、上映後には意見交換を行い理解を深めます。フランスの歴史や社会が抱える問題への関心を高める機会になります。

仏検ワンポイントレッスン

フランス語学科教員による仏検2級・準2級模試のワンポイントレッスンを実施しています。学部学科問わず参加でき、昼休み等に開催。リスニングや書き取りなどのポイント解説を行い、検定前の復習や苦手部分を克服することができます。

フランス語学科についてさらに詳しく知りたい方は、フランス語学科オリジナルサイトをご覧ください。