外国語教育

獨協大学の最大の特長の一つが「外国語教育」です。グローバルに活躍できる人材を育成するために、さまざまな外国語を学ぶ環境作り・サポートを行なっています。

英語学習について

全学科で英語を学ぶ。すべての学生が国際的に通用する英語力を身につける。それが獨協大学の英語教育です。習熟度別の少人数クラスで一人ひとりに合った指導を受けながら、4 年間の継続した学修でしっかりと実力をつけられます。

英語学習で得られるもの(一例)

  • 新たな視点
    英語圏の人たちの文化や歴史背景なども学ぶことで、多角的な視点が身につきます。
  • コミュニケーション能力相手の言葉の意図を的確に汲み取り、自分の考えを伝える会話力が磨かれます。
  • 批判的思考多様な価値観を理解することで、物事を一面的に判断せず見つめ直す姿勢が養われます。

獨協大学の英語学習は、学科ごとに異なるカリキュラムを用意しています。

英語を専門とする学科【学科独自の英語カリキュラム】
(英語学科、交流文化学科、言語文化学科)

徹底した少人数制授業とレベル別のクラスで、一人ひとりに合わせた英語学習を実施しています。学科ごとの特長をご紹介します。

英語学科

英語を共通言語とする専門分野でも活躍できるための高度な英語力を育成します。1年次では週6コマの授業で、英語力をアップ。2年次以降も種々の科目で英語力を強化し、TOEIC®️およびTOEFL®️の受験により英語力を継続的にモニターします。卒業時の照準はCEFR Cレベルです。また、「Academic Lecture」をはじめ、英語で教授される科目で留学にも備えます。

英語ビジネス・コミュニケーション実務

日本語と英語のリアルな教材で実務的文書を扱う力を養いながら、貿易実務の一連の手続き、制度、法令などを学びます。

Reading StrategiesⅠ〜Ⅳ

リーディングに加えて学生がペアになるロールプレイや発表、ディスカッションなどのアクティビティを行い、学術的語彙力と文法知識を強化する授業です。

交流文化学科

国際的・越境的視点をもって状況に応じた英語使用ができる実践的運用能力の習得をめざします。自律的学習者になるためのプログラムにより1 年次修了までにTOEIC®スコアを平均100 点前後伸ばします。「English for Business」を必修にし、「観光英語」などの実用英語に力を入れた科目も設けています。

通訳案内士の英語Ⅰ・Ⅱ

若者のサウナブームなど今日的なトピックを扱いながら、英語で日本を紹介する通訳案内士をめざして、試験合格のための実力を養成します。

観光英語Ⅰ・Ⅱ

専門用語や独特の言い回しなど、観光・旅行業に必要な中級レベルの英語を習得し、運用できる力を身につけます。

言語文化学科

仕事で使えるレベル(ヨーロッパ言語共通参照枠「CEFR」C1 レベル)の英語習得をめざします。英語を「知識・技能を学ぶための手段」として位置づけ、日本語と同様に日常生活のなかで自然に使えるようになることが目標です。教員・通訳など高度な英語使用をめざす人のための授業も用意されています。

英語科目

英語科目にはIE、S(speaking)、W(writing) があり、IE とはIntegrated Englishの略で、4 技能や語彙・文法を統合的に学び、バランスの取れた英語を使えるようにします。授業では教科書で読んだ内容について調べ、議論し、発表します。アカデミックな英語を目標とし、批判的思考力の訓練がその柱になります。

英語を専門としない学科【全カリ英語】
(ドイツ語学科/フランス語学科/経済学科/経営学科/国際環境経済学科/法律学科/国際関係法学科/総合政策学科)

国際社会で活躍するために必要な教養を全学生に」というコンセプトから生まれた全学共通カリキュラム英語部門(通称:全カリ英語)。基本的な学術言語技能や英語4 技能の養成と、自律学習者の育成を目的としたカリキュラムで、「専攻分野+英語」の力を備えた国際人の育成をめざします。

全カリ英語のポイント

  • 実力に合わせた少人数のレベル別授業2年次修了までに、全学生が3回TOEIC®️Listening & Reading IP Testを受験し、そのスコアに基づく習熟度別少人数クラスです。成績上位の学生にはスーパークラスもあります。
  • 自分に合った授業を選択できる基礎文法、発音、資格英語、コンテント英語、e-ラーニング、プロジェクトベースでのテーマ研究など、たくさんの選択科目があり、自分のレベルや興味に合わせて選べます。
  • 4年間の継続した英語学習初年次から4技能をスキル別(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)の科目で分けて学び、段階的に実践力を伸ばします(4年次は選択となります)。
  • オンラインで英語学習を支えるMy DOC(マイドック)英語力の向上を支援するオンライン学修管理システム。学習履歴や語彙リスト、練習問題などにいつでもアクセスして学習できます。
  • 語学授業専用教室で学べるマルチメディア教材を活用してリスニングや発音のトレーニングができる専用教室を完備。効果的な学習が可能です。
  • 英語学習サポートの充実「英語学習サポートルーム」では、学生一人ひとりが自分の目標に合わせて英語学習を計画・実践するためのサポートをしています。

学科独自の英語教育

各学科に合った英語の学び方を実践しています。

(ドイツ語学科)英語でドイツを学ぶ
ドイツ語圏の文化、歴史などについて、英語で学ぶ授業です。ドイツ語圏の話題を読んだり聞いたりすることで、英語のリーディング・リスニングの力を向上させます。さらに、興味のあるテーマを選んで発表を行い、英語によるプレゼン能力を磨きます。

(国際環境経済学科)経済学で考えられるテーマを英語で学習する「Introductory Lectures」
2年生までに学習するミクロ経済学・マクロ経済学の基礎的な概念や考え方、分析手法を応用して、環境問題・国際貿易など現実の経済に対する考え方や対処する経済政策について、英語を実践的に用いて考えます。

そのほかの外国語学習

英語学習以外にも多言語の学びが獨協大学にはあります。

多言語学習について〜学べる15言語〜

学部学科にかかわらず、全学生が英語を含む世界の15言語を自由に学ぶことができます。

学べる言語

英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語、イタリア語、ポルトガル語、タイ語、アラビア語、ロシア語、現代ヘブライ語、古典ギリシア語、ラテン語、トルコ語

充実した環境とサポート

より外国語学習を深めるための、学習環境やサポートを充実させています。

ICZ(International Communication Zone)

ドイツ語・英語・フランス語などの言語にまつわる雑誌・新聞を取り揃え、ラジオ放送も視聴することができます。言語に興味を持つ他学部・他学科の学生同士や留学生と交流できる場としても利用され、学習意欲が高まります。

Chat Room

会話を中心としたレッスンを無料で受けられます。授業期間中は、ドイツ語・英語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語のうち複数の言語を毎日開講。少人数クラスで、話す力を伸ばします。

英語学習サポートルーム

専門スタッフが個別アドバイジング

  • カウンセリングで英語学習の悩みを相談
  • 生活スタイルに合った学習法の提案
  • 英語学習法を学ぶ、ミニ講座とサポートルーム通信
  • いつでも気軽に相談できる

AVコーナー/図書館

図書館に所蔵されている映像や音楽資料を閲覧できるブースです。海外の映画も豊富にあり、語学学習に役立ちます。

多読本コーナー/図書館

英語2,100 タイトル3,000 点、ドイツ語300 タイトル450 点、フランス語100 タイトル150 点が置かれています。

発話トレーニングブース/図書館

ガラスに囲われたブースで、図書館にある音声資料を使用して外国語の発音や発話トレーニングができます。

CAL教室(Computer Assisted Learning)

音声や画像などの教材を配信しながらリスニングや発音練習ができる教室。離れた学生同士のペアレッスンも可能です。

無料で受験 TOEIC® L&R IPテスト

2年次修了までに計3回受験するTOEIC®️Listening & Reading IP Testは、全学生が無料です。

語学系の部活動・サークル

「英会話(E.S.S.)」や「ドイツ語会話研究会」など、多数の団体が活動中。語学をさらに学びたい学生にオススメです。

毎日レッスン!実践英会話

空き時間を使って週5 日、毎日40 分間の英会話レッスンが学内で受講できます。

自学自習スペース

いつでも自由に学習できるよう、キャンパス内のさまざまな場所に多様なデスクや椅子が設けられています。